総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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努力に勝る策はない

1月12日。今日は軽井沢へ新年旅行に出かける日。昨夜から降り始めた雪は一夜にして膝上まで埋まるほどの量になった。自宅を出るのに2回除雪。
会社へいつも通りの時間に着くと、タイヤショベルが動き回る姿が見えた。今日はY君の当番らしい。いつもみんなのために朝早くからありがとう。
私はというと場内に入れはしたが車は立ち往生。ショベルとスノーダンプを取りに行くと、S工場長が自宅の除雪もそこそこに、除雪機を軽トラに載せて来てくれていた。「Sさん、申し訳ない。車が埋まっちゃった。事務所に回って下さい。」何とか脱出できた。
そうこうしているうちに、鋼材を満載したトラックが場内に入れず道で立ち往生。Y君がタイヤショベルで引っ張る。重たい。なかなか動かない。やっと引き入れる。もう一台来社。これは大丈夫。
6時半から、みなさんが出社してスムーズに駐車できるようにと駐車場の除雪を開始。7時過ぎには無事終了。いつも通りの出勤光景を見ることとなる。
当たり前のように思える日常生活。当たり前でないことをしてくれている人がいるから送れることを忘れてはいけない。朝からY君、大活躍でした。
又、今日は都内までの製品運搬にトラックが5台予定されている。午前中に積み込む予定が雪のために大幅に遅れ、S工場長と共に軽井沢行きを断念。献身的な二人には感謝しかない。ありがとうございました。

軽井沢までの道中、長野県に入るとあれだけ降っていた雪もどこかに行ってしまった。青空、太陽が照っている。車窓に入る光が温かいを通り越して暑い。たった1時間弱である。別世界だ。なんでこんなにも違うのか。4か月雪の中。今更ながらに上越で生きることは大きなハンデだなと思う。努力してもどうにもならないこともあるのだ。
人間はそこで考える。100人が満足するものではないが、その何割かの人は雪で生きている。それが除雪であり、スキー場であり、雪室である。「克雪」、「利雪」である。

この2日間で整理できたこと、『努力してもどうにもならないことがある。しかし、私たちはこれからも生きていく。そのために知恵を出そう。今から準備しよう。努力してもどうにもならない世の中を、生き残っていくための努力をしよう』ということである。
何を言っているか分からないって?
2020年、東京オリンピックが終わった後のことを言っているのだ。2019年、秋風が吹き始めた頃から、「世の中は少し変わってきたかな?」と肌感覚ながら感じてくるだろう。
経済は循環している。『今』、世界規模で、とても複雑だ。予測が難しい。ここでは具体的なことは書かない。ただ、今回だけは私の予想が外れて欲しい。このまま続いて行って欲しいと願っている。

投稿日|2018.01.16 社長ブログ