総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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自分と出会う旅に出る

 私はこれから1年掛けて、30年前の自分と再会する旅(time traveling)を開始します。
 2023年10月を以てサトウ産業は創立50年となります。『newサトウ産業』としてどん底から這い上がってきてから13年となります。 
 2023年7月を目途に、サトウ産業と共に歩んだ半生をまとめます。次の時代へ行くために絶対に必要なことだとの思いからです。
 社員のみなさんへ、サトウ産業を目指す人へ、今日までそして、これからもサトウ産業と共に歩もうと思う人へまた、サトウ産業を知って新たに付き合いたいと思う人へ。伝えておきたいことがたくさんあります。
 以下、休み中に読んだ過去の社内報の一部です。今も昔も同じことを言っているようですね。だからこそ、もう一度読んで欲しいのです。私の言葉に耳を傾けて欲しいのです。

 【…社内に於ける私の「正義」を貫くことは何かといえば、会社の存続、みなさんの雇用の維持である。それを実現させるための手段は、全て「正義」なのだ。その「正義」はサトウ産業の中だけで通用する「正義」である。サトウ産業を一歩出るとそれは「不正義」かもしれない。社会の不評、反発を買っているかもしれない。私はそれを重々承知で貫かなくてはならないこともあるのである…。「ピンチはチャンス」という言葉がある。世の中は私に試練を与えてくれている。それはマイナスではなく、プラスとして、この試練を乗り切れば、新しい自分と出会える。その為の過程なのだと自分に言い聞かせている…。2009年6月21日227号】

 【…Hグレードを目指すんだと旗を振りました。ところが、各部署で不適合品が増えました。ミスが増えました。的確な報告、連絡、相談が来ません。責任者不在です…。企業の維持、成長は、「挑戦」です。「挑戦」なくして企業の存続はあり得ません。「挑戦」を止めるということは、鉄から撤退することにつながります。それでよいのですか?私は真剣に皆さんに問いたい…。2009年8月21日229号】

 【…私は今までずっと戦ってきました。誰と戦ってきたか?それは社会であり、同業者であり、協力業者であり、社員のみなさんであります。何故、私をそうさせるのか?負けたくないという気持ちからです。楽な方に逃げようとする自分、もういいやと諦めようとする自分、怖くて逃げようとする自分に負けたくないのです…。2010年6月21日239号】

 【♪ あなたの夢を あきらめないで 熱く生きる 瞳が好きだわ… ♪。ふっと岡本孝子の『夢をあきらめないで』のフレーズが頭に浮かんだ。
 ある企業のアンケート調査で、「夢を持っていたことはあるが、現在はない」と答えた人の約78パーセントが「夢が叶ったからではなく、あきらめたから」と回答。あきらめた時期は、平均24才。あきらめた理由は「才能に限界を感じたからが約半数」という結果だったそうだ。寂しい限りである。
 ちっちゃな夢、大きな夢、仕事上の夢、プライベートの夢。夢にもいろいろある。「こうなりたいなー、こうしたいなー」と思ったこと、イコール『願望』が『夢』である。夢は努力すれば必ず叶うと信じて生きることが大事だと…。投稿日|2013.01.16】

 【『感極まる』。あなたは経験したことがあるだろうか?私は生まれてこの方、1回しかない。…私は、それまで活動してきたサークルを卒業しなければならない日を迎えた。
 「自分の我ばっかりを通して随分みんなに迷惑をかけてきたな」という気持ちと、「それでも一所懸命やったよな」という気持ちと、それ以上に「みんなは私のことをどんな風に思っていたのかな?おめでとうと言ってくれるのかな?」という不安な気持ちがあった。
 最後の挨拶をするために立った。ステージの前へ。みんなの顔を見渡す。頭が回らない。声を出そうとするが、言葉が出ない。いきなり涙が出てきた。嗚咽した。
 多くの後輩達も泣いていた。「泣くな」と言いながら涙が止まらない私がいた。「私を受け入れてくれていたんだ」という不安を払拭させてくれたその場の雰囲気が安堵感を生み人前で涙させる事態に至らせた。『感極まった』瞬間だった。23才。
 あんな感動を味わうことは人生であと何度あるのだろう。ないのかもしれない。
 でも、人は永遠にそれを追い求め続けるものである…。投稿日|2013.02.02】

投稿日|2022.08.17 社長ブログ