総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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当たり前のことは当たり前に

 コロナによる制限が解除になり、漸く様々な業界、団体、金融機関等の懇親会が開催されるようになりました。久しぶりにお会いする方たちとは、やはり開口一番、上場したことが話題に上ります。ありがたいことです。みなさんに『認知』されていることの証です。
 よく聞かれるのが、「上場してから、変わったことはありますか?」です。私はこう答えます。「会社にいる時も、プライベートの時間も【サトウ産業】を意識するようになってきたという社員が出てきました。それが一番変わったことでしょうか。上場に向かって着手した時、『社員さんは変わりますよ』と言われて半信半疑でしたが、本当に随分と変わるものです」と。
 みなさんに、コンプライアンス研修で言いました。『相手が君のことを知らなくても、君がサトウ産業の社員であることを知った途端、【君】は【サトウ産業】であり、【サトウ産業】は【君】となります。君の想像以上に、君は【有名人】なのです。周りから見られているのです。』と。
 もう一つ言われることに、「楽になったでしょう。暇なんじゃない?」があります。私はこう答えます。「周りが見ているほど楽ではないですよ。社員が育ってきて部分的には、楽になったこともありますが、それ以上にやることが増えています。年々しんどくなっています。私の人生設計は、こんなはずではなかったよなと、思うことがしばしばです」と。
 みなさんに、生産管理部の朝礼で言いました。『私のストレスの90%は君たちから【報・連・相】が無いことです。【報・連・相】をきちんとやってくれさえすれば、一日穏やかでいられるのです』と。
 みなさんに、コンプライアンス研修で言いました。当社で定めるコンプライアンスとは、【法令(行政上の通達・指針等を含む)、社内規程および企業倫理、社会通念等(以下「法令等」という)の遵守をいう。】であると。
 世の中のルールは守りましょう、会社のルールは守りましょう、法律だけではない、道徳的、倫理的観点からも人としてやらなければならないこと、やってはいけないことの分別をつけましょうということです。
 私は、毎日会社に14~15時間います。その間に、外部の色々な人たちと接する機会も多いです。直接、サトウ産業に対する評価を受けます。良くても驕らず、そうでなければ、『もっと自分を律しなければならないな』と自発的に自分に対して修正を掛けていきます。
 毎日、工場、事務所で職務に励んでいる皆さんは、外部の人と接する機会が少ないです。私の言っていることを理解するのは、難しいことなのかもしれません。だけど『ルールは守る』ということはどうしても理解してもらいたいのです。だからこそ、毎日、同じことを繰り返し繰り返し、話しているのです。
 みなさんは、サトウ産業を構成する一人として、社会を構成する一人として、どう考えて、どう行動すべきか?を真剣に考えてもらいたいと切望します。出来るようになることが、みなさんの成長に於いて、マイナス要因になるとは到底思えません。

投稿日|2022.07.19 社長ブログ