総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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コロナ後の世界どう生きる?

『コロナ後の世界』の経営環境は1.不安定2.不確実3.複雑4.曖昧なのだそうだ。
 私なりに解釈してみる。『コロナ後』と言っているが、それは、戦後から続いてきた国と国民、企業と社員のみなさんとの関係性が変わることを意味しているのではないか?
1.新卒で入社した社員は終身雇用が約束され、生活はある程度保証された。(安定)
2.高度経済成長期、『もう戦後ではない』、『所得倍増計画』により、給与は増え続け将来に希望が持てた。(確実)
3『.モーレツ社員、24時間働けますか、働きアリ。』昭和のサラリーマンを表す言葉は様々だが、日本人は、誰もが1億総中流、誰もが人並みの生活レベルを享受できた。《信じて疑わないでいることができた》 (単純)
4.戦後76年。平和ボケの日本は何事においても決めないできた。先送りしてきた。それは企業も同じ。それでも回った。ある意味、明確に『決めない』ということを決めていた。(明瞭)
 これらが、ガラッと180度変わりつつあるということだ。いや、もう変わってしまったと感じているのが私の皮膚感覚である。
 みなさんが毎日仕事に励んでいる中で変化を感じているだろうか?
 何も感じられないとすれば、みなさんにとってサトウ産業は『居心地のいい会社』ということだ。少しでも今までとの違いを感じている人がいれば、その気持ちと私の気持ちとを融合し、共有していこう。
 私は、サトウ産業の社長として、これからも可能な限りみなさんとその家族の生活を守る努力を続ける。
 ただし、みなさんには是非とも守ってもらわなくてはならないことがある。
1.みなさんの生活を保証するために、みなさんは自分の仕事はパーフェクトゲームを目指すこと。(安定)
2.今日まで年収ベースで過去10年間、国に求められている目標値以上の上昇率で上げ続けてきた。今後も維持していくために、1と同様に自分の仕事はパーフェクトゲームを目指すこと。(確実)些細なたった一つの失敗が、会社の命運を左右することをよくよく理解すること。
3.『仕事は、要領よく、段取り良く、時間を意識して働くこと』と言っている。環境づくり、みなさんが理解するための教育訓練に時間が取れないことのジレンマがある。それでも是非、今日まで続けてきた『究極の社員教育』の成果をいかんなく少しでも発揮してもらうことを切望する。(複雑)
4.そして、私は、絶対的な、強力なリーダーシップの下、みなさんを引っ張っていく。曖昧などありえない。決める。すぐやる。誰もやらなければ、できなければ自分でやる。そうでないと生き残れないという強い危機感(曖昧)を誰よりも持っているつもりだ。迷っている時間はない。
 難しい時代に入った。会社は生き物である。何事もなく上手く行っている時には気が付かない。非常時になった時、そこで企業の真価が問われる。今まさに、サトウ産業の真価が問われている。負けてはならない。自分にそう言い聞かせている。

投稿日|2021.06.16 社長ブログ