総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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雨の音を聴きながら

 雨の音を聴きながら社内報を書いている。木々の緑に包まれた部屋に届くのは、雨音と時折聞こえてくる鳥のさえずりのみ。
 私はこんな雨の日が好きだ。静かでとてもリラックスできる。そして、外を見ながらボーっと何も考えずにうとうとしているのが好きだ。起きているの か、眠っているのかその中間の何とも言えない。とても気持ちの良い状態。みなさんも体験したことがあるんじゃないかな?
 実は、この状態が物事を記憶するためには必要なのだということを何かで読んだことがある。何も考えずと言ったが、考えていないようで色々なことを無意識の中で思考していることは認識している。意識せずに、無意識の中で。右脳か左脳かどちらの脳の働きかは忘れたが、「無我の境地」という状態を作り出しているのだろう。
 この状態から戻ってくると、なんだか頭も心も身体までもがすっきりとした感覚になる。やみくもにやるのではなく、休むということは大切である。そして、この休むことがいろいろなことを記憶するためにも必要であるということも知ればなおさらである。
 今年はみなさんも承知の通り、リーマンショックをはるかに超える経済の大失速に瀕している。
 こんな状況になることなど、想像だにしていなかった。究極の社内改革を進めている毎日。そして、グレードの更新、AWの更新・新規、さらに高見の仕事への挑戦ととても盛りたくさんな年となっている。
 昨日出張から帰ってきて、Yさん、Kさん、Aちゃんと雑談をした。私の就職活動の話、仕事の話、今の私の心境の話等。
 小さい夢も夢。大きい夢も夢。どうせ持つならできないような大きな夢を持った方が良いよ。私がこうしていることは、夢にも描けなかったこと。建築が好き、鉄骨が好きということではない。夢を実現させるための手段でしかなかった。苦しくても、辛くても、投げ出したくても、でも、今やっていることが楽しいんだよね…。そんな話をした。ちょっと難しかったかもしれない。私のような夢追い人はそうそう居そうにないから。
 でも、一つ一つが叶っていくって本当に楽しいものだぞ。
 明日からもいろいろなことが目白押しだ。社内報も書き終えた。またしばらくボーっとした時を過ごしに行こうか。

投稿日|2020.06.15 社長ブログ