私の生きる姿勢
《 祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰のことわりをあらわす 驕れるもの久しからず ただ春の夜の夢のごとし たけきものついに滅びる ひとえに風の前の塵に同じ 》
昨年、大河ドラマ史上最低の視聴率という不名誉なを記録を作ってしまった松山ケンイチ主演の『平清盛』を待つまでもなく、誰もが一度は口ずさんだことのある『平家物語』冒頭の一節である。
私はこの文章を常に心の中で反芻している。「驕らず、高ぶらず、謙虚に生きろ」ということを自分自身に言い聞かせるためである。
人は順調に事が進むと謙虚さを失い高慢になりやすい。すると、面白いものでぴたっとある時からそれ以上伸びなくなる。むしろ、人が寄ってこなくなる。ツキが離れていく。神様が「あまり調子に乗るなよ」と戒めているようにである。私は何度かそういうことを経験している。
だから謙虚にそして、自分のことばかり言うのではなく、人のために生きようと心掛けている。すなわち、『利己的』ではなく、『利他的』に生きるということである。すると、これもまた不思議なもので、神様がずっーと空から私の生きざまを眺めていて、「少し困っているようだから、助けてあげるか」と言ってくれているのかなと感ずる経験も多い。何年もご無沙汰している人から声を掛けられたり、いい意味で期待していなかった人とご縁が持てたり。ありがたいことである。
人は1人では生きられない。みんなに支えられて生かされている。そう思うことが大事だと思う。
投稿日|2013.02.02 社長ブログ