総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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一期一会

「いい感じで年を取ったね」。「昔より今の自分の方がいいと思っているんだけどさ」。会っていきなり、そんな会話をした。

週末、出張の折、20年来お会いしていなかったAさんと久し振りの再会を果たした。もう30年近くも経ってしまったが、一月に1度、山登りをしていた時の友人である。(山登りといっても、ピクニックに毛が生えた程度のものであるが。)

総じて学校を卒業、就職、結婚して家庭を持てば尚更のこと、友人達との付き合いは年に1度の『年賀状』のやり取りくらい。それでも、子供が小さい頃は家族写真や、子供の写真を載せて、近況や風貌の変化などを報告したものだが、、私自身、夫婦二人の生活に戻った今となっては簡単なイラストで済ませてしまっている。(それを手抜きと言う)

ご無沙汰していた友人に会うといつも感ずるのだが、一瞬にして当時の自分に戻る。昨日会ったのと同じように話をする。まるでタイムスリップしたかのように。不思議だけれど、友達ってそういうものなのだろう。

「急に電話してごめんね。出張帰りにこちらに回ることを昨日決めたんだ。当分、こちらに来ることはないと思ったので連絡してみたんだよ。」(電話をして50分後、自宅に押し掛けた)

1時間の余りの滞在時間のうち、家族の皆さんとの会話が55分。Aさんとは5分程度だろうか。それでよかった。家族に恵まれて、幸せな家庭を築いていることが分かったから。

「じゃあ、そろそろ行くね。またね。」そう言って、特に挨拶らしい挨拶もなく、そそくさと車に乗り込んだ。

歳をしたら、別れを惜しむセンチメンタルな感傷は薄らいだ。(昔は随分と青臭かった)

まだ暫くは世のため、人のために働く時間。10年もすれば自分のためだけに使える有り余る時間が待っている。そうしたら、またみんなでしょっちゅう集まって楽しくやればいいな。『60才の青春』。変に納得して、次の目的地へと向かった。

一期一会。

投稿日|2013.03.04 社長ブログ