生涯、勉強だ
『聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥』という言葉がある。その通りだと思う。
『人生、生涯勉強だ』と言う人もいる。ごもっともだと思う。
私は分からないことは人に聞くし、自分で調べる。分からないことがいつまでも分からないといらいらするからだ。
でも、それだけでは追い付かないことが世の中にはたくさんある。法律、経済、金融、税制、建築、設備、鉄骨、構造、歴史、地理、物理、化学、自転車、農業…。覚えていればよかったこと、知っていればよかったこと、あらゆる機会で出くわす。
この世の森羅万象を知ることなど、どだい不可能な話である。それを承知の上で言う。『知らないということは損だな、みじめなものだな』。
人の生き方には大きく二つに分けられると思う。一つのことを極める生き方か、広く浅くオールラウンドな生き方か、どちらかだろう。専門職の人は前者、そうでない人は後者だ。私は、後者の人間だろう。
先日、ある会社の責任ある立場の方とお会いする機会があった。途中、年齢の話になり、「まだ90才と言っているんです。もう90才と言うと年よりくさいから言わないんです。若い人と会うと勉強になります。」とおっしゃった。
かくしゃくとしていてとてもそんなお年には見えなかった。階段もすたすた駆け上がるし、背筋もピンと伸びている。
そして、まだまだ勉強とおっしゃっている。敵わないなと思った。それでも、負けていられないなと思った。
今春、二人の新卒者を社員として迎える。
彼らにどういう人生を歩ませようか。
わら半紙に水を垂らすとじわっと広がっていくがごとく、いいことも、悪いことも素直に受け入れてしまうだろう純真無垢な子供達だ。失敗は許されない。
二人の社会人としてのスタートを切る場に立ち会えることは感慨深いし、同時に大きな責任を感じている。
でも、それが、私にとってのやりがいだ。
投稿日|2013.03.20 社長ブログ