1つ 仕事を終えて
ここ10年位記憶に無かったくらいドタバタした現場が終わった。
以前より比較にならない規模の物件に携わるようになっている今、1つのボタンの掛け違いがこんなにも大きな、深刻な事態を招いてしまうことを痛感させられた。
会社の規模は大きく成長したが、中身が追い付いていないということだ。
会社の成長。それは即ち社員の成長と共にある。成長した社員が会社を育てていく。そして、社員を育てるのは会社である。当面の私の仕事だ。
自分の気ばかりをあてがって夢を語り、理想を追求し続ければ、誰もついてこれない。
社員の目線のみでものを語れば、会社は存続しえない。
そのジレンマの最中にいると結構ストレスが溜まる。
しかし、未だ見ぬ世界へ行くための『産みの苦しみ』の階段にいることは承知しているので、とにかく頑張るだけである。
私は、何か問題が起こると、数パターンの解決方法を描き、最悪のケースを想定して動くのが常だ。
大抵はなんとか無事に収束するものだが、今回ばかりはさすがに最悪のケース(工期が間に合わなかった後処理)で腹をくくっていた。
しかし、今回も周りのみんなに助けられて難局を越えられた。
社員のみんなが頑張ってくれたことは言うまでない。
本当に昼夜を問わず頑張ってくれた。
精神的にもタフになった。
そして、同業他者の方達が助けてくれた。
ご多分に漏れず、『今』はどこの会社も忙しい。
普通なら人の仕事を手伝える余裕なんてない。
そこへ無理してお手伝い頂いた。ありがたかった。
本当に感謝以外の言葉が見つからない。
私は皆さんによく言う。『利己的でなく、利他的であれ』と。
当社が周りから嫌われていたら、誰も助けてくれなかったはずである。
「サトウ産業、仕事が間に合わなくてパンクしているらしい。お手並み拝見だ」くらいのおもしろおかしい噂話が関の山。
同業他社の方達と良い関係でいられたということだ。
今回のケース、立場が変わっていたら私はどう判断しただろう?どれだけ応援しただろう?
自信を持って「こうだ」と言えない自分が恥ずかしい。
そう考えると私はまだまだ器が小さい。
これから益々同業他者の方達の力をお借りしなければならないケースが増えていくだろう。
その時は、こんなみっともない事案ではなく、儲かる良い仕事を2社、3社で分け合うような仕事をしたいものである。
投稿日|2013.11.17 社長ブログ