日本は復活できるのか?
消費税が8%になってから50日が経った。私の肌感覚としてだが、恐らく景気は停滞、若しくは後退していないのだろう。
お陰様で仕事の話は数多く頂く。価格も持ち直しつつある。デフレを脱却し、良い方向に向かっているのは確かなようだ。
しかし…。
私は直ぐにバブル景気と比較してしまう癖がある。
あの頃、仕事はたくさんあった。安い仕事は断っていた。中には「いくらでもいいから工事をやってくれ」と言う施主もいた。この金額なら頼まれないだろうと思って高く出した見積書が通ってしまったこともあった。それでも施主も業者も、みんなそれなりに満足感を享受できていた。
世界に冠たる日本、「Japan As Number One」。
金が金を産む。金で買えないものはない。この栄華は永遠に続くのだと日本人は誰もがそう思っていた。そこには理性の欠けらもなかった。みんな狂っていた。永遠なんてものはない。必ず終わりはやってくるのに。
そして、「失われた20年」が始まった…。
今、企業の経営者は冷静かつ慎重だ。バブルの後遺症に傷ついた人達はバブルを反面教師と捉え、金で買えないものがあることを知ったからだ。1円の有り難味を知ったからだ。無謀なことはしない。身の丈に合った範囲での投資はする。無駄なことには金を使わない。金を掛けたら最大限有効に活用したい。そう考えるようになった。
それ故、仕事の話は多く頂くが、現実としてどれだけの話が受注に結び付くのか?時間が掛かるし、顧客のニーズにどれだけ応えられるのか、私達は一層、力を蓄えることが求められている。
気が付いたら全社員の45パーセント超を10~30代の社員が占める若い会社になっていた。
ここ数年、積極的に採用、投資してきた若い人材が育ってきた。ベテランと上手く融け合うことにより相乗効果が生まれたこと又、設備が有効に活用できてきたことにより『今』があると考える。
若い皆さんにはこれからも一所懸命勉強して、仕事を覚えて早く私を楽にして欲しい。それまでは皆さんに負けないように、もうひと踏ん張り、挑戦、冒険を続けていこうと思う。
投稿日|2014.05.28 社長ブログ