総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

NEWSお知らせ・ブログ

時代はめぐる

『そんな時代もあったねと いつか話せる日が来るわ あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ だから 今日はくよくよしないで 今日の風に吹かれましょう…』中島みゆき『時代』の歌詞の一節である。

1975年、嬬恋村でのポプコンで優勝し、その年の世界歌謡祭でも最優秀賞を獲った曲だと記憶している。後年、卒業式で歌われたり、音楽の教科書に掲載されたり、2007年に「日本の歌百選」にも選ばれているそうだ。

昔、中島みゆきを聴いていると言うと、100%『暗い奴』と思われた。だから、みゆきのファンだとか、好きだとか言える勇気のある人は少なかっただろう。
しかし、実のところ、励まされたり、胸に染み入るような曲が多いのだ。

あの頃ギターといえば、マーチン、ヤマハがあったが、私は、「モーリス持てば、スーパースターも夢じゃない」というコマーシャルのフレーズに誘われて、モーリスのフォークギターを持っていた。独りポロンと弾きながら又、何人かの聴衆の前で(迷惑だったろうけれど)口ずさんでは自分に酔っていたものである。

1年経てば1才年を取る。当たり前のことだが、その積み重ねが人生だ。
私もとうとう半世紀に手が届こうとしている。

「辛い」、「苦しい」という言葉は好きではない。でも人生、楽しいことばかりではないのも事実だ。

頑張った結果として、一時の幸福感を味わうために人は今日を生きている。『時代』には「自然体で、成すがままに生きよう。」そんな意味が込められているように感じる。
みゆきはこの時、22才。50歳になる人間がすぅーと納得してしまう歌詞を22歳の女性が既に認めていたなんて、「みゆきはすごいなー」の一言である。

時代が変われば人それぞれ生きてきた道程も違う。もはや自分の価値観は絶対ではないことを認めなければならない。多様な価値観を認めなければならない。理解しなければならない。そうでなければ、今の『時代』を生きていくことはできない。

私が社会に奉仕できる時間は限られている。嫌でも退場する日が来る。その日から私の価値観は社会の本流から外れる。それでいいのだと私は思う。
その時、「あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ…」とやっていられたら幸せだ。そんな時代といつか巡り合いたい。

投稿日|2014.06.30 社長ブログ