100年を期待される企業になるために
『100年後に生き残る会社 消滅する会社予測』というアンケート調査記事を読んだ。
上位8社中5位のパナソニック、7位の日立製作所を除く6社は全て自動車、鉄道業界だった。独占企業であり、これからも日本経済を牽引していくであろうという期待感が高いのであろう。因みに1位はトヨタ自動車、2位本田技研工業、3位JR東日本、西日本である。
また、前回調査より大幅にランクアップした企業にTOTO、富士フィルムがある。何れも独自の技術やアイデアが評価されてのことだそうだ。
上位企業に共通する事項として、創業が古く平均業歴88年であること。長い業歴の中で盤石の基盤を築き上げてきているのだ、それが今後の更なる期待感に繋がっているのだろうという結びになっている。
日本には業歴20年を超える企業が全企業250万社中、約98万社。この1年で創業された企業は5万社。競争の激化、経済状況の激変等で新規企業は育ち辛く、長く続けることも難しい時代である。20年を超えて存続できる企業は半数程度だそうだ。
私は常に100年企業を目指すと言っている。今年は40年の式典も行った。特にこの5年間で当社は大きく変わったことは周知の事実である。
5年前。5年後を予測して『鉄』へ大きくシフトした。結果どうだったか?5年前からいる皆さんはお分かりのはずだ。
今日までは本社に資源を集中して投入した。来春、安塚工場の一部設備を更新する。大きな投資だ。失敗は許されない。メーカーには「30年間メンテナンス頼みますよ」と、くどいように話している。
30年後。私は80歳を超える。間違いなく現役は引退している。天に召されている可能性も大である。
私は常に自分自身と葛藤している。『自分の残された時間の中で完結させるなら、新たなリスクを背負う必要はないではないか?このままあと10年だらだら行ったっていいじゃないか』。『いや、私がいなくなっても今の社員が、将来の社員が生活するに困らない状況を作っておかなければならない。そのためにはまだまだ攻め続けるのだ』。
私は後者を選択した。
30年後、誰がこの会社を引っ張っていてくれているのか?分からないことに悩むのは止めようと思う。いつかいい巡り合わせがあるだろう。今は人生を賭して攻め続けるのみである。
投稿日|2015.11.16 社長ブログ