ぼぉーとしているところにヒントがある?
敷地の落葉樹は、裸ん坊だったその身体に青々とした葉をまとい始めた。その向こうには田植えをしている光景が目に映る。
本日、五月十四日。今日はいい天気だ。気温は24度になるとのこと。初夏を感じさせる陽気になりそうだ。
私はというとパソコンに向かい明日の締め切りに間に合わせるべく社内報の原稿を書いている。
かれこれ二十年程続けている。
文章の構成に気を付けながら、難解な哲学めいた文章を書いていた時期があった。
社内報イコール、毎月のマネジメントレビューであるとした時期があった。
自分を鼓舞するが如く、『ガンバロウ』ばかり書いていた時期があった。
何れにしても相手に(ここでは社員の皆さんだが)どれだけのことが伝わっているのか?私の文章は『難しい』らしい。たぶん。
相手が理解できない文章を書くことに意味があるのか?伝わらない文書しか書けない。ではどういう文章なら伝えられるのか?自問するが自答できずに今日に至っている。
とはいえ最近、変ったなと自覚していることがある。それは、思ったことをそのまま書く。一気に書く。文章構成は深く考えない。自然体に。である。
今朝、どんな内容にしようかな?と思った時、頭に浮かんだ一節。
「つれづれなるままに ひぐらし すずりにむかいて こころにうつりゆく よしなしごとを そこはかとなく かきつくれば あやしゅうこそ ものぐるほしけれ」。
吉田兼好「徒然草」の冒頭である。「何をするでもなく一日中机に向かって、頭に浮かんだことをなんとなく書いていると、だんだんと頭がおかしくなってくる」とでも訳せようか。
私は一日中机に向かっていることはできない。車に乗りながら、人と話をしながら、一人、外を眺めながら、こころにうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく、頭に留めようとする。
結構、大切なこと、重大なことを考え、その場では決めている。次回の社内報に載せたい内容もしかりである。
しかし、うつりゆく度に前のことを忘れてしまう。かきつくっていないから。なかなか後で思い出せない。いつも後悔。
物覚えが悪くなった昨今、思ったことはすぐにメモするような習慣づけをしようと思う。
投稿日|2017.05.18 社長ブログ