『悪貨』になってはダメだ。
あの人は好きだけど、この人は嫌いだ。あの人とは合うけれど、この人とは合わない。「何故?」、「原因は?」、「どうすればいいの?」こうした情緒的な話には、論理的に理由付けすることは難しい。好きなものは好き。嫌いなものは嫌いだからだ。個人間の話ならこれでいい。誰に迷惑が掛かるわけでもない。
しかし、会社だったとしたらどうだろう。
朝、「おはよう」から始まり、「お疲れ様」と言って帰るまでの時間。最低でも9時間同じ屋根の下で、『幸せになる』という目標を掲げて共に仕事をしている仲間である。寝る時間を除けば、奥さん、子供さんとより会社の同僚と同じ空間にいて、同じ空気を吸っている時間の方が圧倒的に長いだろう。正に企業人人生の過半の時間は会社の仲間と過ごしているのである。
企業は『営利団体』である。利益を出すことが主たる目的である。と同時に皆さんにとっては『幸せになる』ための原資になる『お金』を稼ぐ場である。
他人より幸せになるためには、会社が利益を出すことが何より先決だ。
個人的な「好き嫌い」だけで人と接し、仕事を選ぼうとする人がいる。人間関係に疲れて悩んでいる人がいる。これを放置しているならば健康な組織とは言えない。みんなが『幸せになる』という目標成就のためには、目の前の阻害要因を排除又は、そこから忌避させなければならない。
仕事をする上で、人間関係が良好であることが何より欠かせない条件であることはよくよく承知している。人間関係が悪くなると何もかもが嫌になることも承知している。
様々な年齢、経歴、社歴、職位、男女等々、当社は急速に人も増えた、成長の速度も早まる一方だ。だからこそ、様々な違いを尊重しながら、お互いがお互いを気遣える『心の成長』が求められているのである。
問題はちょっとしたボタンの掛け違いから生じるものだ。いつも言っているように、困りごとや、悩み事があればすぐに話をして欲しい。
最後にグレシャムの法則、『悪貨は良貨を駆逐する』の言葉を皆さんに紹介して終わりたい。
『悪貨』になってはダメだ。
投稿日|2017.06.16 社長ブログ