総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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社員旅行に行って

 週末、親睦会の事業として社員旅行へ行きました。飛行機に乗っての2泊3日は、なんと18年振りとのこと。今回は、国内旅行でしたが、海外旅行に至っては、23年も行っていないとのことでした。
 これだけの密度の濃い、盛りだくさんのスケジュールをこなすのは、個人旅行では、極めて難しいと思います。参加者の話を聞くと、それなりに楽しく過ごしてもらったようで、嬉しく思っています。
 日頃、会社にいても、ほとんど話をしない人と。勤務場所が違っていて、話をしたこともない人と。一緒に3日間、密度の濃い時間を過ごしました。
 その人の、人となりが少しかもしれませんが、分かったのかもしれません。思っていたより、もっと良い人だったかもしれません。誤解していたのかもしれません。何れにしても、プラス思考の、前向きな、良いことがたくさんあったのなら、今回の旅行は、大成功だったと思います。
 私は、みんなの様子を見ていて感じました。色々な事情で、参加できなかった人たちのことが、頭に浮かんでいたのです。いちばん変えなければならないこと、変わらなければならないことは、どうすれば、全員参加で行けるのか?という事です。
 親睦会、共済会と呼び名は各社各様ですが、社員のみなさんのための会であることは、何処も同じだと思います。私は、会に入っている社員、入っていない社員、区別するはずがありません。出来ることならば、楽しいことは、一緒に楽しみたい。それが、私の偽らざる気持ちです。
 それができない現実が、とても残念です。時代のせいにしたくはありません。そう思うのは、私が年を取ったせいなのでしょうか?だとしたら、時代についていけない私は、退場するべきなのだと思います。でも、そんな私に、もう一度チャンスをもらいたい。そう思います。
 仕事の仲間です。40年からの長い時間を共に過ごす仲間です。人生の大半を一緒に過ごす仲間です。そんな仲間のことを、知らないより、知っていた方が、良いような気がします。
 コロナを境に、世の中が大きく変わりました。コミュニケーションが、益々取り辛くなっています。個人主義的な考え方をする人が増えました。今回の旅行は、そんな風潮に、一石を投じた機会になったのか、気付きがあったのか、まだ未体験のみなさんに、是非、経験して欲しいと思います。これもまた偽らざる気持ちです。
 次回は、親睦会という枠を取り払い、会社で行きましょう。親睦会という組織も、会社が健康であるから存続しています。これからも、この組織は、存続します。
 しかし、私は、サトウ産業の社長です。入会している人も、入会していない人も、サトウ産業の社員です。これからも会社が、健康で存続していくことを前提に、そこで得られる利益は、正に、平等に分配されるべきと考えます。
 ですから、会社行事として、行きたい人、行ける人は、連れていきます。わたしが、社長の間はそうします。このことに限りませんが、一所懸命に、みんなのために生きていれば、きっとあなたにも、良いことがあるのです。
 ここで、私の言葉を一つ載せます。『社員は、大切にしなければならない。社員を幸せにできなくて、私が、幸せになることはない。社員を幸せにして、私は、そのお裾分けをもらって生かされているのだ。』
 来年も行けるように、頑張りましょう。

投稿日|2024.10.16 社長ブログ