総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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今年も一年ありがとう

 忘年会が開催された。
 会場のスタッフの方が感心した面持ちで言う。「毎年、若い人が増えていますね。すごいですね」確かに会場に入ると人が、即ち社員のみなさんがたくさんいる。「いっぱいいるわ」と思わず口に出てしまう。
 会社にくるお客様、業者の方も言う。「みなさん、はつらつとしていますよね」「明るく、元気ですね」と。
 来春、新卒者7名を迎える。いよいよ80名の会社になる。10代20代が過半数を占める。男女比は70:30になる。人数は10年で倍になった。ふっと気が付いたらこんな会社になっていた。
 先日、20代の社員Bさんに聞いた。「先輩社員のAさんと同じ仕事をしているのに、Aさんの時間外は15時間程度、君は35時間を超えている。この差は何だい?」、
 「Aさんには敵わないので、残業して遅れを取り戻そうとしました」、
 「それで、Aさんと同じだけの仕事量はこなせたのかな?」、
 「いいえ、無理でした」。
 単純に35時間-15時間=20時間。ひと月約3日分Aさんの方がたくさんの仕事をこなす。1年にすると*12月=36日分。今年1年の労働日数は365日-103日=262日。AさんとBさんの差は、36/262=0.137約15%の仕事量の差ということになる。
 「それが今の君とAさんとの実力差だね。若いうちは、とにかく謙虚に教えを請うことが大事だ。がんばれ!」彼にはそう言った。
 50代、60代の社員のみなさんには今年1年こう言い続けた。「50代は自分の生きてきた『証』を残す時間帯。『証』を残すとは、皆さんがこの道で生きてきた30年、40年の経験を若者たちに伝えていくことだ。それがみなさんの最後にして最大の大仕事だ」と。
 このまま先輩社員、若手が上手く噛み合って、順調に成長を続けられれば近い将来、きっとサトウ産業は大化けするだろう。そんなことを夢に見ている。
 サトウ産業の、長い歴史を作ってきてくれた先輩社員。将来を託す若者たち。皆さんは『今』という時を重ね合いながら過ごしている。そんな時間帯だ。
 忘年会で言った。誰が社長になってもいい。ジャンケンで負けた人?勝った人?が社長になっても大丈夫なくらい『盤石』な会社に成長することを楽しみにしている。来年もますます積極的に攻め続けたい。
 今年一年、大変お疲れさまでした。

投稿日|2019.12.17 社長ブログ