総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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人生に これが正解だ なんてものはない

 一昨年の今頃。軽井沢のリゾートホテルに新年旅行に行った。行く日は全く雪は無かった。翌日になって降り積もった雪は、帰ってきた私たちを愕然とさせた。1mはあっただろうか。場内の除雪、自動車の掘り出し。一言でいえば大変だった。遊び疲れが倍増したようなものだった。
 去年も同様に企画した。前日から降り続けた雪は、当日その量を増した。製品を積み込むはずの大型車が来ない。結局、積み込み担当者が数名行けずじまいになってしまった。大変心苦しく申し訳なかった。
 今年はと言うと、御覧の通り、行かなかった。だから土曜日、日曜日そして、今日(1/14)も工事管理部、本社、安塚工場の誰か彼かが出勤してくれている。連コラロボットの移設工事のために業者も入っている。
 2年続けて雪が降ったから今年もきっと降るだろう。降ったら帰りのことが気になるし、行けないかもしれないし。そんな不安を払拭するためだけだったら、最初から行かないと決めた方がことが良い。
 でも思い出してごらん。一昨年初めて行った時のことを。H達の踊りや歌でとても盛り上がった新年会。泳げないのにプールに飛び込み溺れていたY。他にもおもしろいことがたくさんあった。少なくとも私は楽しいひと時を過ごさせてもらった。
 2回目になると感動は薄れる。みんなの経験値が上がったということ。非日常的な経験が当たり前に捉えられるようになったということ。そういった意味で、目先を少しづつ変えながら、興味を引くイベントを次に考えることになる。
 今回行かなかった理由。それは、増して、3回目ともなると最初に抱いた感動が、面倒臭いなという負担感に変わるのではないかという思いからである。
 初回は、2泊3日の沖縄旅行が行けなくなったことの細やかな穴埋めとして行った。その時も、何かをしなくてはいけないという気持ちから行動した。
 2回目は初回がみんな楽しそうに振舞っていてくれたから、楽しいのならまた連れて行こう。そう考えて行動した。
 しかし、みんなから出てきたものは想定外の言葉。寒いのは嫌。雪が心配等のマイナス面の発言。
 じゃあ今回はどうしようか?ということで出した答え。「行かない」という選択。今度は行かなかったことに何を充てようか?ということになる。
 新年の全体朝礼で『人生に これが正解だ なんてものはない』
『今日の 現象としての失敗は 明日の糧になる』と述べた。
今話していることは、会社行事の話である。
『正解』は日々変わる。『不正解』ではないかもしれないが、少なくとも過半の人が面白くなかったと感じたとしたら、それは『失敗』である。だから『正解』を導き出すために日々考える。
 そして、『失敗』を繰り返す。何事に於いてもこんなものだろう。思えない人より、思える人がより信頼するに値する人となることは火を見るより明らかである。。

投稿日|2019.01.18 社長ブログ