総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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2018年最後のメッセージ

 出会って1週間の人、5年の人、30年の人。年末に入社する人、年明けに入社する人、3月に入社する新人4名。今年もたくさんの人達とのご縁に恵まれた。来年も引き続き予定されている。ありがたいものだ。
 先日、某高校の懇談会に参加させて頂いた。4社招かれた。当社以外は、地元の老舗企業、大企業の地元事業所。
 なぜ当社を呼んでくれたのか?職員の方に聞いてみた。「今年生徒を採用してもらったからです」という答え。何10社もいただろうに。「何で当社なの?」お声掛け頂いたことは、とても嬉しい。でも、そこに少し戸惑う私がいるのだ。
 冷静に、客観的にサトウ産業を見つめてみる。サトウ産業を一言で表すと、若い人が多い会社。元気が良い会社。成長著しい会社。勢いがある会社。等々の言葉で表現すればいいのだろうか。そのように注目されるようになった、評価されるようになったということなのだろうか。何れにしても、『ローマは一日にして成らず』の如く、40年超に渡り、1日、1日社員のみなさんが一所懸命頑張ってくれた結果である。「いい会社になったな」と素直に思う。
 人は成長するために苦しいこと、困難なこと、大変なこと、嫌なこと等を経験しなければならない。避けて逃げ回ってばかりいては、人は成長できない。
 やってみてすぐに上手くいくこともある。なかなかできないこともある。成長するためには、なかなかできないことに、果敢に挑戦し続けることがとても大事だ。
 経験したくない経験。プライドを傷つけられ、鼻をへし折られ、自分の不甲斐なさ、自分のダメさ加減に嫌気がさし、完膚なきままに叩きのめされる。時には人格否定的なものまで。
 そして、挫折。
 しかし、そこから這い上がってきた者のみが、次のステージへ上がる資格を得る。
 人を育てるには、時間が掛かる。授業料も必要だとは、先月述べた通り。これでいいと思えばその時点で成長は止まる。むしろ、マイナスへと転じる。攻め続けることが唯一、成長することに繋がるのだと信じる。成長していくということは、楽なことではないのだ。それを消極的にとらえるか、積極的にとらえるか。それもその人の人生に大きく影響するだろう。
 若者よ。ガンバレ。何がなんでも乗り越えろ。一回り成長した自分と出会うために。
 それでは新年元気な顔で会いましょう。良いお年をお迎えください。

投稿日|2018.12.17 社長ブログ