けじめ
いよいよあと10日余りで創業40周年の式典・祝賀会の日を迎える。40年という月日は一つの節目ではあるが、通過点でしかない。企業は50年、60年と未来永劫、存続していくことが社会の使命である。
建築で食い扶持を出し、鉄は補完的だった時代。
鉄骨工事を受注するに、言い値がまかり通り、建築は止めるか?という話が真剣に出たバブル期。
それから続く失われた20年。
本社工場閉鎖、大量解雇。
鉄骨加工の仕事が全く無い時期があった。
しかし、建築の仕事はあった。
鉄工部の人は、不本意ながら建築現場で掃き掃除、ゴミ拾い、鉄筋を組んだ、足場も組んだ、鉄骨加工とは懸け離れた仕事をしてもらった。
2008年。
6、7年後、地元から建築の火が消えるかもしれない、そう思った。そして、そのスピードと内容は予想以上に深刻なものになった。
日本全体の経済状況が落ち込み、リーマンショックの疲弊からの脱出と、当社が再生する時間が重なったことも幸いした。
鉄に経営資源を集中した。人も金も注ぎ込んだ。今、名実ともに鉄で、それも首都圏で生きていく会社になろうとしている。建築は40年間のお客さんを大切に、きめ細かい仕事をさせて頂ければと思っている。
社員の皆さんも大きく入れ替わった。入社5年未満の方が過半数を占める。20年選手は10人。平均年齢37歳。40歳未満が60%弱、30歳未満が40%弱。若い会社だ。
過去を語ってもよく分からないだろうし、余り興味も沸かないだろう。ただ、そんな過去があって今があるんだということは覚えていて欲しい。
これからのサトウ産業を創っていくのは無限の可能性を秘めた若い皆さんだ。
将来、自らの力で会社を牽引し、未来を切り開いていってくれることを望まないではいられない。
5月30日は様々な思いを胸に抱きつつ、未来に向かって夢を語れる日にしたい。
投稿日|2015.05.22 社長ブログ