総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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自分の立ち位置 これからのこと

 10月11日。かねてより東京証券取引所からのお話で、富山県の北陸銀行で講演させて頂く機会を得ました。「業績拡大のためのIPOセミナー」。私は「倒産の危機に瀕した会社が上場するまで」というテーマで話をしました。
 会場に来られた参加者は、7,8人でしたが、とても真剣なまなざしで話を聞いてくださり、一所懸命にメモを取られたり、うなづいたりしておられました。
 私如きの小さな人間の話を聞きにわざわざ足を運んでくださり、自分の会社の将来へ向かって、何かしらのヒントを得ようとしている経営者のみなさんにとって、少しでも貢献できたのなら幸いです。
 また、8月24日に本を出版しましたが、「誰が読んでくれているのだろう、不思議だな」と思いながらも、長年会っていない友人知人はもとより、会ったことのない、これからも会うことのないであろう人たちが買って、読んでくれている。不思議です。
 地元の書店へ行けば、イーロンマスクの本と、稲森和夫の本の間に置かれていたり、話題書の棚に置かれていたりして、やっぱり不思議な気分です。そんな中で一つ感じることは、私はそういう年齢になったのだなということです。
 最近、自分はどういう人間なのか?自分自身に問い掛けて得た一つの答えがあります。それは、自分は、みんなに認めてもらいたいという、承認欲求の塊だなということに気が付きました。それは子供の頃からのコンプレックスが大きく起因しているのでしょう。
 もう一つは、自分が生きた証を残したいなということです。お金も地位も名誉もいりません。いきがることも、背伸びする必要もありません。自然体が一番です。最終的には、末永く社会に奉仕できる事業を立ち上げたいと考えています。
 具体的には、何かしらの事情で『夢』を叶えるチャンスに挑戦することすら叶わない子供たちのために、少しでも『夢』の実現に近づけられるような貢献をしたいなということです。
 今は、そんな力はありません。でも、10年後くらいを目途に、更なる自分の夢の実現へ向けて挑戦し続けることと、サトウ産業が、サトウ産業の社員のみんなが、サトウ産業にいてよかったなと思ってもらえるような会社にしていくことの二つを、同時進行で進めていくことと並行して、新たな社会貢献の準備をして行けたならいいなと思っています。

投稿日|2023.10.17 社長ブログ