フィリピンのPassionに触れて
9月7日から10日までの4日間、フィリピンへ出張してきました。初日は行くだけ、最終日は朝5時にホテルをチェックアウトしてただ帰るだけ。会社からホテルまで正味12時間。実質滞在したのは2日間の強行軍でした。
何をしに行ったかというと、現在仕事をお願いしている設計事務所を訪問してきました。これから私個人で一部出資することを決めています。資本参加するということは、サトウ産業とは、兄弟のような関係になるということです。
最近みなさんへ、来春入社する2人のベトナム人留学生の話をします。彼らはこう言います。目を輝かせながら、熱く語ります。「ベトナムの若い人はみんな大きな夢を持っています」、「将来は、○○になりたいです」、「将来のために、今頑張らなくてはいけません…」等々。
同じ東南アジアの国であるフィリピンからも同じようなパッション(passion・情熱、熱情)が感じとれました。
何故でしょう?
初日は、21時頃遅い夕ご飯を取りました。すぐに感じた違和感がありました。それは、とにかく若者だらけなのです「ひょっとしてこの店の中に、40歳以上の人はいないのかな?」多分私が最年長だったと思います。
翌日、昼間の街を歩いていてそのことを確信しました。「これだよな」と思いました。「これが国の原動力だよな」「若さだよ」と。
日本とフィリピンの平均年齢を調べてみました。日本は、46歳。フィリピンはなんと24歳でした。一世代分違います。
因みに当社の平均年齢は、37歳くらいでしょうか?30歳未満の人が過半数います。世の中からは、「若い社員さんが多くて、活気があっていいですね」とよく褒められます。
しかし、フィリピンは、国全体で24歳。30歳未満の若者は、60%超を占めているようです。
私は『今までの価値観は修正されなければならない』ということを感じています。
これからの時代、日本(日本人)をベースに物事を考えることは正しいのだろうか?
世界を見たとき自分のアイデンティティ(identity・自分は何者か?)は何だろうか?
日本人である必要はあるのだろうか?(国籍はあくまで日本です。内面の話です。)
果たして…自分は地球人である。これからは、そういう考えかたが普通になるのかもしれません。
私のこれからの10年計画に海外進出があります。断念した過去があります。やり残したことにチャレンジする、そんなチャンスが巡ってきたのでしょうか?
10年すると、私は、68歳になります。何とフィリピンの平均寿命が68歳です。日本人男性の平均寿命は、81歳です。ここだけは、日本人であることに感謝です。
投稿日|2023.09.15 社長ブログ