総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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2023年お盆休み

 今年の夏も『熱い』夏が続いていますね。誤字ではありません。『暑い』ではなく、『熱い』ですよね。焼けそうです。何年前からでしょうか?毎夏毎に、体温を超える日が増えてきているように感じられます。
 それにしても、人間とは、順応する生き物だとつくづく思います。38℃は普通。30℃になると涼しく感じてしまうようになりました。一昔前なら、30℃は『暑かった』です。でも今では、30℃は涼しく感じてしまうからです。
 来月、東南アジアへ出張します。先日現地スタッフに、「この季節は、何度くらいになるのですか?」と聞きました。そうしたら、「36,7℃です」と言われました。「日本と同じか」と思いましたが、冷静に考えてください。今や日本は『亜熱帯気候』となったのです。
 世の中はいつも変化している。その変化に乗り遅れないようにしなければならない。このことはよく言っていることです。それにしても、地球規模のましてや、自然環境の急激な変化は、地球が誕生し、生命が誕生してからもそう何度もあったわけではないと思います。
 また、この『暑さ』が原因ではないのでしょうが、人間社会も、人としての理性と、知性を失ったような、まるで心を悪魔に売ったかのような、そうとしか思えない人の仮面を被った人非人による惨劇が世界中で繰り返されています。本当にこの世はどうなってしまうのか?不安は尽きません。
 私は、2024年11月に還暦を迎えます。会社勤めをしている方なら『定年退職』の年です。このまま定年を迎え、一度リセットしてまた社会復帰するもよし、全く違う人生を歩くもよし、この定年という制度は、とても理に適った制度だと思えるようになりました。そういう歳になったということです。
 私は思います。自分のことだけを考えていれば、この不条理まかり通る俗世界を捨てて、第二の人生のスタートを切ることは可能です。でも、サトウ産業がしっかりとした足腰をつけるまでは、かわいい君等を置いて逃げることはしません。『濃い』社内教育を進めているもそのためです。
 このお盆休み中に、これからのことについて考える機会を得ました。それは、自分の親との比較です。親が何歳の時にどうなっていたか?ということです。その年を迎えるまでは不安があります。迎えられないかもしれません。超えられないかもしれません。想像したくない、会いたくない自分になっていたら嫌だ。そんな不安です。そう思うと、あと12年が私の『健康寿命』かな?と思うようになりました。
 以前、「98歳まで生きたい」と言っていたのに、ずいぶんとトーンダウンしました。現実を見ての冷静な修正です。かなりリアルな残り時間です。
 再度『自分の未来を』描き直そうと思います。「10年間365日、毎日24時間働けば、1年で3年分だ」と自分に言い聞かせたのが、2011年。そのくらいの『濃い』時間にします。

投稿日|2023.08.17 社長ブログ