総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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折り返し地点を回って

 夜中の2時頃(11月15日)、足音を立てて愛息ここあん君が、人間語でいうところの『血相変えて』私の布団に潜り込んできた。大きくブルブルと震えている。いつもはゆっくりと忍び寄ってきて、鼻で私の顔を突っつき、「とうちゃん、ぼくもふとんにいれてよ」と来るのだか、よっぽど寒かったのだろう。今朝は、今年一番の冷え込みらしい。
 今年の2月からスタートした『究極の社員教育』と称して始めた社内改革。いよいよ折り返し地点を回った。「社員の意識が大きく変わりますよ」と言われて半信半疑だったが、確かに変わった。すごく変わった。こんなにも変わるものかと私が一番驚いているのかもしれない。
 同時に、何故今まで変わることができなかったのか?変えられなかったのか?それは、私の『覚悟』が足りなかったせいだろう。
 しかし、今度は本当に『本気』だ。この思いがみんなに伝わったのかなと少し嬉しくも思っている。
 この10か月の間、みなさん一人一人の性格、顕在能力、潜在能力、やる気、覚悟等、様々な一面を観させてもらってきた。
 期待以上の能力を発揮し成果を上げる者がいる。期待に応えられず、自分のふがいなさに涙する者がいる。年を重ねて更に成長していく者がいる。何れにしても前向きな話だ。
 こうなってくると私は抑えていたリミッターを外して、今までと次元の違う成果物を要求する。求められた者は、それに応えようとする。こうした相乗効果で着々とレベルアップしてきた。
 何といっても、私自身が人生の中で今が一番勉強させてもらっていると言っているのだから。新しいことを勉強することが、こんなにも楽しいことだとは、ついぞ知る機会がなかった。それは、自分がやりたいことをやっていることと、目に見える成果があることも重要なのだろう。
 社内改革の終盤に向かってこれから私がやることは、『サトウ産業の魂(soul)』の創造である。今、私は、サトウ産業の30年後を見据えて行動している。
 しかし、それ以降もサトウ産業は社会に存在しているはずだ。いや、存在していなければならない。地域社会のために必要とされる『社会の公器』として。『サトウ産業のsoul』をどう言葉で、文字で現そうか、じっくりと考えたい。
 大願成就のその日が楽しみになってきた。

投稿日|2020.11.16 社長ブログ