総合建設業、鋼構造物工事業 - 新潟県上越市

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もう何回目だろう 『利他的』になろう

 お客さんから言われたことはやらなくてはならない。事を荒立てないように。相手を不愉快な気持ちにさせないように。怒らせないように。そう思って、自分だけで頑張ろうとする者がいる。無理を承知で。
 仕事が詰まっていれば、同僚が困っていれば手を差し伸べることができる者がいる。
 休みなのに溶接ロボットを止めないように、柱の、タイコの載せ替えに来てくれる者がいる。
 そのように人を、会社を慮れる者たちがいる。
 君たちは、総じて良い子だ。素直で、優しくて、おとなしくて、控えめで、まじめである。何といっても頑張り屋だ。とても頼りになる。
 「やる前から諦めちゃいけない。まずやってみることですよね」と言える者がいる。
 「この年になって初めて、人生のスタートラインに立った気持ちだ」と言える者がいる。
 「ようやく、やりたいことが見つかった」と言える者がいる。
 「どうせ俺なんて何やったって駄目なんだ」と卑屈になっていた過去の自分を笑える者がいる。
 そう、サトウ産業は、せっかく生まれ持った優秀な能力があるのに、自分を過小評価し過ぎていた者たちが自信を取り戻すことができる場所。取り戻した自信と共に大いに実力を発揮出る場所。
 自分に自信のない君たちに、気付きを与えることが私の仕事。
言った通りにやってみる。上手くいく。何度かやるうちにもう少し上手くいく方法はないかな?と自分の頭で考えるようになる。試してみる。上手くいった。少し自信がつく。その繰り返し。やるたびに自信がつく。もっと難しいこと、未知の仕事に挑戦してみたいという『欲』が沸く。その流れに乗ったら後は人生上手くいく。
 こうして上手い流れに乗れる人には共通項がある。それは何か?
 いつも言う。『利他的』な人。人の為に一所懸命になれる人。相手はその人から受けた恩は忘れないものだ。たとえ些細なことであってもだ。人のために尽くすこと。それは回りまわって自分に返ってくるとは、もうみなさんには耳にタコができるくらい話してきた。
 できていない人は誰かな?
 できていないあなたを責める前に、まずは気付きを与えることができない自分の不甲斐なさを反省しよう。
 そして、どうすれば気付きを与えられるのか?をもう一度考えよう。何度も何度も考えよう。そして、あなたに挑戦しよう。気付いてくれるその日まで。何度も何度も挑戦しよう。
 この社内報を読む機会が、あなたにとっての気付きの機会になればうれしい。

投稿日|2019.11.18 社長ブログ